更新が遅くなりましたが坂戸市の平屋の庭が完成しました
ご夫婦お二人住まいの無駄を省いた環境にやさしい落ち着いたお住まいです
この庭は5m~6mくらいの樹木を主木に面白い樹形の雑木をふんだんに使い街中だけど
林の中を歩くような、家が林の中に佇んでいるようなそんなイメージで配植されています
アプローチには、大谷石のみを使い、微妙に角度を振り分けたり石のサイズも変化させることにより
1種類の素材のみで魅せたいと考え施工してあります
足元の植栽も昔から近所に自生しているスミレやカワラナデシコ、オミナエシ、ミソハギ、ワレモコウ、アヤメ、オニユリ
などなどを植えちょっと昔懐かしく思ってもらえるように・・・
さらにその中にカラドンナなどのヨーロッパ原産の園芸品種を合い間にスパイスとして植栽
在来種と園芸種を混植してあります
もちろん樹木根回りの通気改善も忘れずに施工してあります
行き過ぎた現代土木によって遮蔽されて、逃げ場がなく滞った水やガスを抜き
根が健全に呼吸出来るようにする大事な大事な工程です
写真は夜のライトアップ時です 明るすぎるのは…なのでぼんやり一灯だけ
好きな建築家の一人 リチャード・ノイトラが建物内の壁にフォードのヘッドライトを埋め込んで
いたのがかっこよく、似たような形のライトを探して取り付けました
(本物の車のライトを付けようと試みたけど外部なので
いろいろ難しく・・・ノイトラファンの方いましたらスミマセン^^; )
和、洋、近代をあわせもつ庭です
m様 設計段階からご理解いただきありがとうございます 今後ともよろしくお願いします