第18回国際バラとガーデニングショウ招待制作   作品タイトル respect  for  nature

コンセプト

庭は、自然を尊び、遊び、寛ぎ、観察し、育て、還し、自然と触れ合える一番身近な場所

私たち庭師は、庭づくりを通して自然の不思議さや神秘さや驚きや楽しさや感動を分かち合い次世代に伝える務めがあります

庭で子供たちが日常的に自然と触れ合い冒険する事が、子供達の将来にとって大切な感性や人間性を育みます  

子供たちの将来のためにも庭での経験がとても大切です  その経験はいずれ日本の未来も明るく照らします 

”自然を尊重する気持ちを次世代に伝え引き継ぎたい”   そんな提案のお庭です

 

庭の説明

庭の中のガラス室や園路は、高床式にしてそこにある植生を踏み荒らさないように、

またメッシュ素材を使うことで光や雨や風が通り草花の成長を阻害しないよう自然の営みに配慮しました

庭の中の雑木林は緑のダム効果を助けます  雑木の根が深く入り込み、水と空気を土中に浸透させ浄化作用や土地の呼吸を助けます

また薪にすればとても有用なエネルギーになり、炭も有効活用できます  落ち葉は温床として育苗に利用でき植物に吸収され循環します

雑木や草花は、ニホンミツバチたちの貴重な蜜源です  緑が減りミツバチたちの食糧や棲みかがなくなり数を減らしています 

農薬散布の影響もあります ミツバチがいなくなれば日本の農業は衰退してしまいます ミツバチ保護のため巣を置いています 

庭の中には、ドロバチの巣も設け生物的防除に一役買ってもらいます  増えすぎたメイガやハマキムシの幼虫をとらえます  

粗朶柵そださく(枝を束ねた土留め)を土留めに使いました  生き物の棲みかになり、植物の呼吸を助け、いずれ朽ちて土に還る頃には

隙間に植物の根が入り込み根により土地が固定されます

ご来場いただきました皆様 ありがたいお言葉ありがとうございました

3年間も出展に協力してくれたみんな本当にありがとう 心より感謝申し上げます これで一区切りです

この庭を出展したことにより一人でも多くの子供達が自然を尊重する気持ちを持ってくれたら幸いです

今後も庭づくりを通して自然の神秘や不思議や感動や驚きや楽しさを伝えていきたいと思います